NHKラジオドイツ語講座 2002 11 (NHK CD)

NHKラジオドイツ語講座2002年11月期（～3月）。入門編は「レオのドイツ語講座」。日独ハーフで、夢見がちな少年レオの成長とともに文法を学ぶドラマ形式。講師の荒井先生の語り口がソフトで、ドイツ人講師ハイディーとヴィリーのコンビもいい。そして、何と言っても主人公レオの小学校時代の声がかわいいことかわいいこと。しかし今月からレオは一気に高校生、いきなり大人の声になってちょっとガッカリ。レオ君は初恋に夢中になっています。なお、この入門編の内容は2001年4月～9月の再放送だが、曜日や季節の話題は今年に合わせてある。応用編（金曜日）は「歌で楽しむドイツ語」。音楽評論家の田辺秀樹氏がドイツの有名な曲や日本にも関わりの深い歌を取り上げ、鑑賞と共に文法を学ぶ。11月は、「知り!たがり」「小さな喫茶店で」「ターラウのエンヒェン」、「菩提樹」、ミュージカル「エリザベート」から「私は私だけのもの」。応用編（土曜日）は、「音で聞く雑誌ドイツ気まま旅」。ラジオで聴く雑誌の編集部という設定で、毎月一つの連邦州を採り上げて最新の情報を交えた記事のリスニングと、ちょっと難度のある文法。新米記者と女性編集長、日本人顧問の三人で、記事が出来るまでの会話（これはテキストとCDにはなく、公式サイトにのみ掲載）や記事を聞くのだが、初心者にはただただ聞き流すという感じ。11月はノルトライン＝ヴェストファーレン州。この講座は、当たり前だが、半分の3ヶ月を過ぎるあたりから同じ20分でも密度がぐっと上がってくるので、聴き込まないと大変。CDと実際の放送では収録!内容に細かな違いがあるので、これはテキストに書いてある対照表で確認できる。