銀河英雄伝説外伝4 螺旋迷宮 (創元SF文庫)

20年以上前にアニメ放送を見て面白いと思い、さっそく新書版の原作を1冊買ってきて読みましたが、途中で投げ出しました。その時は登場人物がたくさん出てきて、とにかく話が面倒くさいなあと思ったので、それきりになりました。ところが昨年、アニメ本伝110話、外伝54話を見ましたて、こんなに面白かったの？と20年前の自分のせっかちな判断を恥ずかしく思いました。多分アニメは5,6回は見たと思います。ティアマト、アスターテ、アムリッツァ会戦など、見終わったあと時間の順序がわからなくなってしまうので、ついついまた見てしまうことになりました。こう書いている間も、果たしてどういう会戦で、どんな順序だったのかと、怪しくなっています。年は取りたくないものです。こうして「銀英伝」にはまってしまい、いまは原作の文庫本（創元SF文庫、本伝１0巻、外伝５巻）の２回目を読んでいます。１回目はアニメとのちがいを楽しみながら読み、２回目はじっくりと新しい発見をしながら読んでいます。本巻を含め、どの巻も就寝前のベッド読書として最適です。